ベルまんじゅう’s blog

日常で感じたことを主に書いていきます。

ご当地汁物?「納豆汁(山形県鶴岡市)」

今週のお題「納豆」

 

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皆さんこんにちは。

今週のテーマは「納豆」です。

副題として、「開け、納豆の可能性」とありますが、その可能性の一端として地元(鶴岡市)で愛される「納豆汁」についてご紹介したいと思います。

納豆汁とは?

 皆さんのご家庭では納豆汁はポピュラーなものでしょうか? 私の妻は知らなかったようで、全国的には印象薄いのかもしれません。

納豆汁(なっとうじる)とは、納豆を加えた味噌汁の一種である。

材料は、納豆、味噌豆腐油揚げ野菜類などで、納豆は挽き割り納豆がよく用いられる。

俳句における「季語」となっている。

  俳句の季語にもあるように、納豆汁は私も冬のイメージです。私の地元では上記の具材というより、山菜や芋の茎、キノコがメインで入っています。

 

納豆汁の意外と古い歴史……

 引用ですが、意外と歴史ある食べ物のようです。

江戸時代において納豆の一般的な食べ方として各種の文献に記されており、江戸をはじめ日本各地で食べられていた。

幕末の風俗史書守貞漫稿』に、当時の状況が記述されている。

「納豆売り 大豆を煮て室に一夜してこれを売る。昔は冬のみ、近年夏もこれを売り巡る。汁に煮あるひは醤油をかけてこれを食す」

  私の家では大黒様の日?に鰰(ハタハタ)と一緒に食べていました。神棚にも必ずお供えしていたので、文化的に根付いていることからも歴史の古さがうかがえます。

作り方

 一例ですが……(たぶん一般的なバージョン)

 味の素HP:https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/card/704639/

 簡単な作り方ですので、手軽に材料もそろいます。

 鶴岡(庄内バージョン?)

 こっちは材料がないかもしれません……

納豆…1パック(100グラム)

豆腐…1/2丁(絹ごしが食あたりがよく、お勧めです。崩れやすいので注意)

からとり芋の茎…5グラム

もだし…70グラム

わらび…80グラム

だし汁…500cc(顆粒を解いたもので十分です。)

みそ…大さじ3(赤みそはたぶん合いません。)

酒…大さじ3

  • 長ねぎ…適量
  1. 納豆をすり鉢でよくつぶす。つぶれたら酒を加えどろどろになるまでよくすりつぶす。
  2. わらび、芋の茎は1から1.5センチに切り、豆腐は1センチ位のさいの目切りにする。ながねぎは小口切りにする。
  3. 鍋に煮干しを入れ、火にかけよくだしをとり、芋の茎、もだし、わらびを入れお湯が沸くまで煮る。
  4. 沸騰したら火を止め、1.の納豆を入れ、味を調える。
  5. 豆腐を加え火にかけ、沸騰する直前に火を止め、ねぎをちらす。

 ネットで調べると様々でてきますね。

 私の家ではすり鉢で「酒田納豆」という地元の納豆をすりつぶして作ります。個人の好みになりますが、私は磨り潰したものの方が好きですね。

https://blog.hatena.ne.jp/bell4122020/bell4122020.hatenablog.com/edit?entry=26006613596557230

↑酒田納豆の記事です、