マツタケが豊作? 前年同期の100倍の収穫量
みなさんこんにちは。
蒸し暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
世の中はコロナに加え、豪雨災害と良いニュースがないようですが、この長雨はマツタケたちにとっては都合がよかったようです。
マツタケが豊作?
信毎Webからの引用によると……
本格的なキノコのシーズンを前に、夏の県産マツタケの出荷量が伸びている。国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されたことが話題となる中、青果卸の長野県連合青果(上田市)によると、少なくとも過去10年で最も多い。夏のマツタケは「早松(さまつ)」とも呼ばれ、一般的に少量で出回りにくいが、今季は既に前年同期の100倍以上の約80キロを出荷している。
長野県では豊作のようです。
ちなみに長野県はマツタケ生産量第1位で、全国の6割近くを出荷してますので、巷ではマツタケがあふれていたりするのでしょうか?
マツタケの旬とは?
長野県内の山では現在にょきにょき生えてきているようですが、俊は秋ごろになります。
日本列島は南北に長く、秋の味覚である松茸の旬は、北海道から始まり列島を南下していきます。松茸前線は春の桜前線と逆の動きになります。ただし、松茸の発生時期は気候に左右されるので、年によっては1~2週間ほど前後します。
【松茸前線の目安】
・北海道 8月中旬頃
・青森県 9月上旬頃
・岩手県を含む東北地方 9月中旬頃
・本州、四国 10月上旬~中旬頃
※本州や四国でも松茸山の標高が高いところでは、採れる時期が早くなります。
※松茸山の地面の温度が19度まで下がると、松茸が生えてきます。
※キンモクセイの花の香りがすると、松茸シーズン到来です。
長野だと、夏と秋に収穫できるようです。他県でも同じでしょうか……?
豊作の条件は?
松茸の作柄は、その年の気候の影響を強く受けます。
【松茸が豊作の年の気候】
・春から夏にかけて、降水量が多い年。
・台風の多い年。
・9月の残暑が厳しくない年。
【松茸が不作の年の気候】
・春から夏にかけて、降水量が少ない年。
・台風が少ない年。
・9月の残暑が厳しい。
今年は台風こそ少ないですが、長雨の影響が強く出た形となっています。
生えている場所とは?
松茸の生える場所には次のような特徴があります。
・アカマツやコメツガ、ツガ、ハイマツ、エゾマツなどの針葉樹の林に生える。
一般的なのはアカマツの松茸です。
・松茸はやせた土地に生える。(落ち葉が堆積して腐葉土になるとダメ!)
・松茸は日当たりの良い南向きの斜面に生えやすい。
……なお、キノコ狩りに行くときはどこに行くかを家族にしっかりと伝えていかないと確実に迷子になります。発煙筒やGPSがあるとなおよいかもしれません。携帯電話は通じないことがほとんどなので……
あと、クマにも注意しましょう!