パワハラ防止法……?
今週のお題「外のことがわからない」
6月1日パワハラ防止法施行!!
私は新聞やニュースを見る機会が減った影響か、世の中の動きが最近分からなくなりつつあります。そんな中、「パワハラ防止法(改正労働政策総合推進法)」なるものが施行されたそうです。
パワハラ防止条例とは?
「パワハラ防止法では、パワーハラスメントを(1)優越的な関係を背景とした言動であって(2)業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより(3)労働者の就業環境が害されるものと定義し、事業主に対し、働く人の就業環境が害されないよう、雇用管理上必要な措置を義務付け(改正法30条の2第1項)。
上司が部下に暴力や暴言を吐くような場合だけでなく、同僚間であっても、例えば、『知識や経験が豊富な同僚の指示の下、協力して仕事を進めていくような場合に、その同僚が暴力や暴言を吐いた』といったケースも、パワーハラスメントにあたる。 他にも、仲間外れにすることや個人情報の暴露、過大または過少な要求なども、パワーハラスメントにあたる
……らしいです。
この法律で何が変わるの?
企業はパワハラに適切に対応するために、雇用管理上必要な措置を講じることが義務付けられることとなったそうです。
……ただし、罰則はないそうです。違反を繰り返す企業は厚生労働省が指導することになっているそうですが、そうなるとパワハラを未然に防ぐことは難しいような気がします。結局、周りの環境が異常な場合、中にいる人はそれが異常とはわからないことが多いですから、「自分が悪いから……」とか考えてしまって最悪の結末を迎えるケースはこれからも出続けることと思います。